人間国宝級。伝統を受け継ぎ変わらない日本型バレーボールがそこにはあった。世界バレー2018女子日本対オランダ

世界バレーをやっていることを知った。知らなかったから第1戦は見ていない。昨日の第2戦から見た。

CMや合間のコメントとか見たくもないので、録画して早送りしながら見た。

長らくバレーボールを見ていなかったので知らない選手ばっかりだった。知ってるのは荒木絵里香と新鍋くらいか。

最大のライバル、オランダ戦だそうだ。

日本バレーがどれだけ進化したか楽しみだった。

日本バレーは何も変わっていなかった

まず、テレビの放送の仕方について言えば、アイドルが騒がないというのは好印象だった。小島瑠璃子が出てたけど、でしゃばってないし、まずまずかわいいので不快感はなかった(年波には勝てないと思った)。

また、試合中日本チームのローテがずっと表示されていてわかりやすかった。わたしはあんまり頭がよくないので、試合を見ていて今どのローテかわからなくなる。昔はバレーボール中継を見るときに、付箋に選手を書いてローテーションさせながら見ていたが、そんな苦労をしなくて済んだ。

でも、なぜかローテが表示されているのは日本チームだけで、オランダのローテは表示されなかった。

付け加えて言うと、日本の選手交代は字幕で出て選手がアップになるのに、オランダの選手交代は実況がぼそっと言うだけだった。

解説者も日本の選手交代には言及するのに、オランダの選手交代には言及しない(知識がなくて解説できないからだろうけど)。

解説は相変わらず川合俊一だし。

あいかわらずブロックを「読み合い」という文脈で解説するし。

実況も、オポジットを「サーブレシーブに入らず攻撃に専念する」とか言ってるし。オポジットはサーブレシーブには参加しないけど、ディフェンスには参加しますよ。

そんな外野の話はさておき、やっているバレーが何も変わっていなかった。

技術の高い選手はいるけど、戦術意識がない。監督に戦術意識がないから仕方ないけど。

日本の選手の技術は第一流。今も昔も変わらない。

第一流の技術を持った選手たちが、アマチュアレベルの戦術でバレーボールをする、十年一日のごとき風景がそこにはあった。ここまで変わらないとそのうち無形文化財としての価値がでてきそう。

1セットを見ただけでもう疲れてしまった。3次ラウンドまではもう見なくていいかな。