部屋を片付けるときに一番最初に捨てるべきもの

生活に変化を起こすにはまず環境に変化を起こすことが大切です。一番身近な環境といえば自分の部屋ということになります。

引越しをするというのも良いアイデアですがお金がかかりますし、引越し直後はきれいだった部屋もしばらくすると荒れ果て、また引越ししたくなるというスパイラルに落ちる可能性があります。

自分の部屋を片付ける。これは一番手軽に環境の変化を起こせる最善の方法です。
ゴミ屋敷のような自分の部屋をおさらばして、快適な部屋を構築しましょう。

ベストセラーになった近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』では、片付けは場所ごとではなくモノごとに進めていくべきで、一番はじめに手を付けるのは衣類であると書いています。しかし実はあなたの部屋にはもっと先に手を付けなければならないものがあるはずです。片付けるときはまずゴミを捨てよう

部屋にあるもののうち絶対に必要ないとわかっているものが、ゴミです。多くの片づけ本ではさすがに、床にペットボトルやコンビニの弁当、カップめんの容器などがあふれていて、足の踏み場もない…という状況は想定されていないようです。

しかしゴミを片付けなければ何も始まりません。まずは床にあふれているゴミを捨てることから始めましょう。それだけで、ずいぶんと見違えた部屋になるはずです。

朝起きたら10本のペットボトルを処分する

ゴミの中で一番面倒なものはペットボトルです。キャップとラベルを外し中を洗うという燃えるゴミとは比べ物にならないめんどくさい工程がある上に、ゴミの収集日も少ないときています。これではペットボトルを捨てる気なんておこらず、私の部屋の床は100本のペットボトルで覆い尽くされていました。

この量になるともう片付ける気なんておこならくなります。いつ今度時間のあるときに、なんて言っているうちにさらにペットボトルが増えていきます。

こういう問題に対しては少しずつ改善を図っていく必要があります。

そのためにまず、朝起きたら10本のペットボトルを捨てるというタスクを設定します。100本だとどんなに大変か想像もつかないのですが10本ならやり始めてみれば意外にすぐに終わります。

朝起きて10本、家に帰ってきた時10本、合計1日20本のペットボトルを処理したとすると、100本のペットボトルも5日ですべて処理出来ます。

実際に少しずつ行動を始めてみれば、意外に早く終わってしまうものです。