記録を取ることが続かない理由はメリットを感じていないから その1

私は自分の行動の記録を取りたいと思いながら結局失敗しています。この問題について記事を書こうと思って、Evernoteをあさっていると、およそ6年前に書こうとした下書きを見つけました。

まず、この6年前の下書きを次に示してみます。

記録を取るならカロリーから。カロリー管理で生活改善。

生活改善のための第一歩はまず現状を知ること、そのためには記録を付けることが大切です。私はこれまで何度も、記録を付けることに挑戦してきました。

行動・作業の記録をつけることには記録には失敗

時間の記録を取るために「toggl」を今年が始まってすぐに使い始めました。帰省の機内で読むために買った佐々木正悟さんの「クラウド時代のタスク管理の技術」の影響です。

しかし、当時は節約のためにスマートフォンの3G接続を切っていて(ほとんど家か大学にいるし、移動中にスマートフォンを見ることはほとんどない)、同期がうまくいかなかったこともあって、続きませんでした。春になって、スマートフォンの料金は定額契約にして、常時接続になりましたがやはり記録を取ることを忘れ、気づけば朝食が16時間目に突入しているという状況でした。

その後、jMatsuzakiさんの記事を読んでposteverを使い始めました。
(参考:“まさに今!”を記録する三通りの方法

これによって、時間のログとともにユビキタスキャプチャーも実現するはずでした。しかしこれも続きませんでした。その後、堀正岳さんを参考にアナログノートのモレスキンに記録を付けることも試しましたが、これもまた続きませんでした。
(参考:「全てを手帳に記録する」、ユビキタス・キャプチャーの実践

とにかく私は気づけばだらだらとネットサーフィンをしている、転寝をしている、松屋で牛丼を食べている、という状況で、とにかく生活が乱れているので記録を取ることは不可能でした。

お金の記録にも失敗

家計簿にも何度も挑戦し挫折しています。時間の記録ほどひどくはなく何週間かは続くのですが、2が月続けばよい方でした。大学に入ってから、エクセルで家計簿をつけようと何度も試みました。しかし、現金・銀行口座・クレジットカード・電子マネーをどうすればわかりやすく管理できるか試行錯誤しているうちに、結局何も記録しなくなっていく、というのを何度か繰り返しました。

そんな私に訪れた大きな転機はOCN家計簿(現・Kakeibon)でした。OCN家計簿によって複数の口座の管理やカード払いの管理は容易になりましたが、現金の扱いが難しくなりました。それから旅行・引っ越しとネットが使えない状態が続き、銀行のサイトにうまくログインできず残高が反映されない、接続が重いなどが重なり、次第にOCN家計簿を見る日は減っていきました。

食事ログにも失敗

さらに食事のログを取ろうとこの夏スマートフォンにevernotefoodをインストールしました。そして、12月になった今、4ヶ月間で記録した食事はわずか1食です。食事の記録もうまくいきませんでした。

カロリーの記録は今のところ約1カ月続いている

カロリーの記録を取る必要性は、時間やお金の記録に比べれば低いと思っていました.

またカロリーの記録の定番アプリである「カロリー管理」は、私に記録の大切さを教えてくれた「記録するだけでうまくいく」を読んだ頃にはまだアンドロイド版がなかったのもカロリーの記録を試しもしない理由の1つでした。また、食事の記録すら取れないのにカロリーなんて…という思いもありました。

しかし私は上述のようにだらだらとした生活を送っていることもあり急激に太っている自覚がありました。

そんな時、立花岳志さんの『やせる『しくみ』で人生を劇的に変えるiPhoneダイエット』を読みました。

私はiPhoneユーザーではないのですが、それでも何か参考になるところがあるはずだと思いました。そしてカロリー計算の必要性を認識しました。アンドロイドアプリでよいカロリーアプリはないかと探していると、なんとカロリー管理のアンドロイド版が出ていたのです。それから私は毎日カロリーを記録しています。もちろん、カロリーオーバーが続く日々なのですが、これまでできなかった「記録を続ける」という行為ができているのです。

カロリーは見えないものだからこそ

時間は目に見えませんが一日24時間ずっと何かをしているということは確実です(寝ている・ネットサーフィンをしている・ぼーっとしているなどもふくめて)。

しかし、だらだら過ごしていると何時からこんなことをしていたのか、結局何をしていたのかわからないのです。それが少しなら使途不明時間ということで記録すればいいのですが、そうすると私の場合一日のほぼすべてが使途不明になってしまいます。そして、おそらくなにかをやっていたということは確実なので記録と現実のかい離に耐えられないのです。

家計簿も同様でその場で記録をし損ねると思いだせない出費がたまってきます。自動販売機や学食などはレシートも出ません。そうすると後で記録しようと思ってもわからない。でも現実に今何円持っているかは財布の中を見ればわかります。そのギャップが続くことがモチベーションを低下させます。

食事の記録については食べてしまったあとでは写真を撮ることができません。あとからまとめてということができません。しかし私は毎日食べすぎなくらい何かを食べていることはわかっているので何とも不快な気持になります。

ですが、カロリーは一日二日くらいであれば何を食べたか思い出せますし、仮に忘れてしまったものがあったとしても財布の中身と家計簿を合わせるときのように、目に見えて合わないということがないのです。そしてカロリーの記録は食べてしまった後でも翌日でもメニューさえ覚えていれば検索して入力することができます。

つまり、入力し忘れていても後から入れやすく、仮に不明なものがあっても目に見えないので無視しても心理的に不快にならないのです。このことは毎日続けるうえでとても重要なのです。記録を付けること自体の習慣づけに失敗している人はまずカロリーの記録から始めるとよいかもしれません。

今から振り返って

そして、いまはカロリーの記録もやめてしまいました。どうすれば、記録を続けられるのか、次回以降もう少し考察します。