「思い出す」ことで食欲を抑える

ダイエットをしている人もそうでない人も、ついつい食べてしまうということはよくあると思います。これを無くすことがダイエットあるいは現状維持をするために必要です。

ついつい食べるのをやめるには、「思い出す」ようにすることが大切かもしれません。

参考:「悪癖」を断ち切りたいときの2つの心理操作法 | ライフハック心理学

この記事ではチョコレートの例が書かれていますが、「想像する」のではなく「思い出す」ことで食べ過ぎを防ぐことができるかもしれません。

想像しているうちが一番楽しい

「見ぬうちが花」とも言いますが、現実は往々にして期待通りにはいかないものです。食事についてもそうで、「想像」の世界では、牛丼の特盛を食べれば、甘いものを食べれば、どんなに幸せな気分に満たされるだろうと思います。しかし、現実には、食べたところで、そんなに幸せな気分にもならずに、余計ストレスが溜まるということにもなりがちです。というか過去に何度もそんな経験をしてきています。

それでも、「想像」では「これを食べるとどんなに幸せになれるか」という考えが大きくなっていきます。ここで、過去のうまくいかなかった現実を「思い出す」ことができれば、食べるという行為を思いとどまることができそうです。

感情を記録することが大切かもしれない

そこで、過去の食事の記録を見返してみても、過去に「食べ過ぎて、体重が増えた」という記録だけでは、「いま食べたい」気持ちを抑えるには十分とはいえないでしょう。過去の食べ過ぎたとき、「どんな思い」で食べることを選択し、その結果「どう思った」のかがわからなければ、「この前もたくさん食べたんだし今回も」となりがちで、人の記憶はどんどん改変されていく。

だから食べる前に「どうして食べたいのか」、そして食べた結果「どうだったのか」を記録しておいて、それを読み返すようにするのが良いです。

その時々の気持を記録していくには、Twitterでつぶやくというのが手軽でやりやすいと思います。また、人に見られることによって、同じ失敗を何度も繰り返さなくなるという効果も期待できます。

いつ記録を見返すか

これが最大の課題で、解決策が今のところ思い浮かびません。食べ過ぎそうになった時に、リマインドされる方法があればいいのですが、それはなかなか難しそうです。それでも記録しておけば何かの機会に見返して、想像するのではなく見返すことができるようになる機会が生まれるかもしれません。

参考:「悪癖」を断ち切りたいときの2つの心理操作法 | ライフハック心理学