あしだいねっと的カーオブザイヤー2019 特別賞:メルセデス・ベンツ・Aクラス
まもなく12月です。2019年はいかがお過ごしでしたか。
今年もあしだいねっと的カーオブザイヤーの時期がやってまいりました。
あしだいねっとカーオブザイヤーとは、この1年に販売開始となった自動車のなかで、あしだいねっと執筆陣の琴線に触れた、ほしいと思わせてくれた車を表彰するものです。
ちなみに昨年のカーオブザイヤーはダイハツ・ミラ・トコット。次点は、VW・up!・GTI、3位にスズキ・ジムニーという結果でした。
またあわせて特別賞として、すでに販売終了した自動車の中から中古車市場の価格も考慮に入れたうえで、あしだいねっと執筆陣の購買意欲を刺激した自動車を表彰しています。
ちなみに昨年の中古車特別賞は、ボルボ・C70でした。
この記事では、まず今年の中古車特別賞から発表したいと思います。
2019年の中古車特別賞は…メルセデス・ベンツ・Aクラス(W176)
2019年の中古車特別賞は…メルセデス・ベンツ・Aクラス(W176)です!
それでは選考委員長の芦田伊根都(ブロガー・自動車アピアランス評論家)さんからコメントです。
ホームセンターの駐車場でななめ向こうとまっている車がふと目に入った。どこかで見たことがあるような、シンプルでかつ美しいリアデザインだった。
あんなハッチバックあったけ……?
夕方だったのでぱっと見ただけではよくわからなかったが、車を降りて近づいて見るとスリーポインテッドスターが見えた。
ベンツか…
メルセデス・ベンツのリアからの見た目は本当に美しいといつも思う。道を運転していて、前にいる車で、つい見とれてしまうのはだいたいメルセデスの車だ。
ただ、どうしても日本ではあのスリーポインテッドスターに対して偏見がある。
成金、ヤクザ、…etc.
だから、どうしても、世間体を考えるとメルセデス・ベンツの車を買うのに勇気がいる。しかも、最近の(というかだいぶ前からだが)ベンツの車は前に大きなスリーポインテッドスターがついている。それが、どうしても、偏見の強い日本ではどうしても、成金趣味を全開に見せびらかす露悪的なものに感じられてしまう。
メルセデス・ベンツがそんなメーカーではなく、本当に良い車をつくるメーカーであることは知っている。それでも、まわりのひとからそう思われるのではないかという恐怖が拭い去れない。
それでもメルセデス・ベンツは現在後ろから眺める限りにおいて、唯一無二の美しさを誇っていることは間違いない。それはAクラスという廉価帯クラスであってもだ。
2019年のあしだいねっと的カーオブザイヤーは…該当車なし
2019年は該当車なしとなりました。様々な車が今年も発売されましたが、購買意欲を刺激するところまでは至らなかったようです。
2020年はどんな車が出てくるのでしょうか。