この校歌が歌われることはもうおそらく永遠にないのだ

何がきっかけだったか、ふと中学校の校歌の歌詞が頭をよぎった。

でも、もうこの校歌を歌うことも、この校歌が歌われることもないのだと思った。

去年だったか一昨年だったか、もっと前だったかもう忘れたけれど、私の出身中学校は統合された。

統合されたと言っても、隣の校区の中学校がなくなって、私の出身中学はそのままの場所にある。

でも、名前は変更になった。校歌も、校章も、校訓も変更になった。

もちろん、なくなった隣の校区の中学校のことを思えば、同じ場所にあるだけでもいいのかもしれない。

でもあの校歌を、卒業式のとき来賓のおっさんが歌っているのを見て、自宅に持ち帰った歌詞カードをみて親が口ずさんでいるのを聞いて、この人たちも昔この中学校の生徒だったんだなあとしみじみ思った記憶がある。

地域のつながりが希薄化している中で、公立の小学校や中学校は地域のつながりの最後の砦だと思う。

少子化で学校の統廃合が盛んだけれども、そういう地域だからこそ守っていかなければならないものがあるのではないだろうか。