記録を取ることが続かない理由はメリットを感じていないから その2
昨日の記事で、行動の記録、家計簿、食事の記録、カロリーの記録と、さまざまな記録を残そうとして、失敗し続けていることを書きました。
昨日の記事:記録を取ることが続かない理由はメリットを感じていないから その1
昨日の記事は、およそ6年前に書いていた下書きをほぼそのまま掲載したのですが、6年たった今も状況は変わっていません。
むしろ、当時はうまくいっていると思っていた、カロリーの記録も断念しています。
記録を取ることが続かない理由は、結局記録を取ることにメリットを感じていないからと言えると思います。
ここが難しいところなのですが、記録を取ることにメリットがあると感じているから記録を取りたいのですが、いざ記録を取るとなると途端に面倒になるのです。
これは大学受験生が勉強していい大学に行きたいし行くメリットも十分わかっているけれど、いざ勉強しようと思うと面倒に感じる心理と一緒です。
行動の記録を取るのに6年前は「toggl」というアプリを使っていました。今は「たすくま」というアプリを使っています。
なんだかんだで「たすくま」は私にとってもはや手放すことのできないアプリです。ですがわたしの「たすくま」はまったくタスクシュートしておらず、事実上「TODOリスト」として運用されています。
豊富な設定でリピートタスクを設定できる「たすくま」は私にとって理想のTODOアプリです。Googleカレンダーと連携して、自分でも忘れていたような予定をタスクリストに入れておいてくれるのも便利です。
TODOリストとしての「たすくま」は私にメリットを与えてくれています。
たとえばわたしのたすくまには平日のリピートタスクとして次のようなタスクが入っています。
- 社員証を外す
- 財布と鍵とiPhoneを持つ
- かばんを持つ
- 帰宅
忘れ物の多い私にはこれは十分なメリットを感じられました。それまでは財布を持っていないことに帰り道のコンビニのレジで気づいたり、家の玄関ドアの前で鍵を持っていないことに気づいたり、そんな経験は一度や二度ではなかったからです。
でも、家についてしまうと、「帰宅」タスクを終了することも忘れ、「部屋の片付け」や「家計簿の記入」や「ブログを書く」や「英語の勉強」といったタスクは見向きもされず、ネットサーフィンやテレビやうたた寝というリストにないことを行い、気づけば翌日になってしまうのです。