ゴールドを買う
コロナが収束の色を見せるどころかむしろ拡大している。
大統領選ではトランプラリーの中心人物であるトランプが負けた。
それでも株価が上がる。上がり続ける。
もうどこまであがるかわからない。さすがに上がりすぎたと思う。でも、いままでももう上がらないだろうと思ったのに上がってきた。
もう、株価が上がるか下がるかはわからない。もう意味がわからない。
だから、株価ではなく、株価が上がっても下がっても有利な銘柄に投資するのがよい。
だから、金だ。
コロナだ。実体経済はそんなに強くない。では株価はなぜ上がるのか。1つの答えがインフレである。インフレだとすれば物価が上がる。なら金の価格も上がる。
あるいは、これはバブルで、すぐにはじけて株価が下がっていく。株価が下がれば、安全資産である金が上昇する。
いずれにせよ金は上昇する。だから今、金に投資をしておくというのが最も有益だと思われる。
では一応金が下落するシナリオも考えておこう。
1つはこの株価上昇がバブルや狂乱ではなく、実体経済を伴って上昇を続ける場合だ。その場合、安全資産である金からよりリスクの高い株式などに投資資金が移動する。今、金は歴史的に見て高値にあるので、この場合大幅に下落する可能性はある。
もう1つは金融引き締めによる金利の上昇だ。このときも金利の存在しないゴールドよりも、債券や現金に資金が移動する可能性が高い。とはいえ、このコロナ禍のさなかで引き締めには動けないと考える。
つまり金投資のリスクはこの株価上昇が景気が良いから上がっているのかそれともそうではないのに上がっているのかというところに尽きる。私はそうではないとずっと言い続けてきた。だからこのタイミングで金への投資金額を増やすことにする。