【けやき坂46】加藤史帆の「男友達だから」を聞いて残念な気分になった【ひらがなけやき】
けやき坂46(ひらがなけやき)のデビューアルバム「走り出す瞬間」が売れているようです。私が今ひらがなけやきの中で一番かわいいと思っているのは加藤史帆です。
そんな加藤史帆のソロ曲が「走り出す瞬間」に収録されるというのでとても楽しみにしていました。
乃木坂46・欅坂46のソロ曲には名曲が多い
シングル・アルバムの楽曲は選抜メンバー曲・アンダーメンバー曲・ユニット曲・ソロ曲があります。ソロ曲がもらえるのは人気メンバーの証でもあり、またその個人が歌うことが前提とされているのでその人物にあった曲になることが多く、そういう要素もあって良い曲が多いです。
たとえば、けやき坂46の先輩に当たる乃木坂46の西野七瀬はたくさんのソロ曲を歌っていますが本当に名曲揃いです。わたしは西野推しではないですが、個人的な乃木坂好きな曲ランキングをつけるなら上位に西野七瀬のソロ曲が複数入ってくるでしょう。とくに好きなのは「釣り堀」と「光合成希望」です。
欅坂46でも、たとえば長濱ねるの「また会ってください」は、わたしはねる推しではないのに(どちらかといえば苦手なのに)、1曲リピートして聞いてしまう名曲です。
だから、加藤史帆のソロ曲にはどんないい曲が来るのだろうと楽しみにしていました。
ソロ曲のタイトルは「男友達だから」
ソロ曲のタイトルは「男友達だから」。欅坂46まとめもり〜さんの以下の記事を読んで否が応にも期待が高まります。ただし、しっかりゆっくり聞きたかったので、発売を楽しみに待つことにしました。
普段とのギャップがすごい!加藤史帆ソロ曲『男友達だから』が名曲と話題に!!!(欅坂46まとめもり〜)
個人的には勝手な妄想として、男友達のことを好きになってしまって、でも友達としての関係を壊したくない…みたいな歌詞、あるいは「気づいたら片想い」みたいな、もう恋はしないってきめたのに…みたいな歌詞を想像をしていました。
秋元康は男性視点の作詞をやめてほしい
すごく楽しみにして、発売日にアルバムの中で一番最初に聞いたのが「男友達だから」です。
すると、まさかの男性視点の歌詞…。 歌詞
秋元康の作詞に一人称「僕」の男性視点の歌詞が多いのはわかっていました。
でもわたしはそれが嫌いなんです。恋愛色のない歌詞なら構わないし(例:サイレントマジョリティー)、恋愛色があっても性別感がそんなになければ(例:キミガイナイ)そこまで気にならないんです。そういう意味で佐々木美玲のソロ曲である「わずかな光」は許容範囲です。でも明らかに男女の関係を性別感のある感じで歌った歌詞で、男性視点なのは嫌なんです。
AKB46には「恋するフォーチュンクッキー」、欅坂46には「サイレントマジョリティー」という非ファンでも知る定番曲があるのに、人気が高い乃木坂46にそういう曲がない原因はこれだと思っています。
欅坂46のユニット曲「青空が違う」が人気があるのは、杉山勝彦の曲やユニットメンバーもあるかもしれないけど、女性視点の歌詞がかわいいからでしょう。
多分私が西野七瀬のソロ曲に惹かれる理由も、女性視点の歌詞になっているという影響が大きいと思います。
だから、加藤史帆のソロ曲をきいてすごく残念な気分になりました。
まさかソロ曲で男性視点の曲を歌わせますか!
ソロ曲ですよ!ソロ曲!
加藤史帆は全然わるくない。
プロデューサーとしての秋元康の限界あるいは耄碌
秋元康はあの量の歌詞を書くのは大変だと思います。
でも、小室哲哉が、つんく♂が、中田ヤスタカがそういう歌詞を書きますか?書かないですよ!
しかも小室哲哉やつんく♂や中田ヤスタカはどっちかといえば作曲家でしょう。作詞専門の秋元康がそれでいいのかよ。
別に秋元康の歌詞が嫌いなわけじゃないんです。女性視点で書かれた曲は(やたらと夏に羽目を外させようとする点を除き)好きなんです。
だから、女性視点の歌詞の曲をもっと増やしてほしいし、現状あまりにも男性視点の歌詞が多すぎます。
なんといってもソロ曲で、加藤史帆のソロ曲で、男性視点の歌詞を歌わせたことは残念でなりません。